Bureau A

主に一口馬主、鉄道旅行等の趣味の記録

一口馬主記録2022

これだけでも振り返っておこうと思い、一口馬主(実質)1年目の記録。

どうまとめるか迷ったけど馬ごとに出資理由・結果・思い出などを振り返る感じで。年齢表記は2022年の年齢。

 

総合結果

2019年産(3歳)

総評

この世代は一口馬主始めたタイミングで買えた追加募集のサイレントブラック1頭のみ、マイ厩舎の0期生という感じ。結果は他でも何度も書いたように残念なものだったが思い出込みで悔いはなし。

サイレントブラック

出資理由

始めたタイミングで追加募集されていた、キタサンブラック産駒、値段も手頃に思えたので深く考えずに出資。

結果

2022年成績:0-0-0-0-0-3

3/27中京6R 3歳未勝利(ダ1800)=16着
7/23小倉7R 3歳未勝利(芝2000)=14着
9/3小倉7R 3歳未勝利(芝1800)=14着

9月3日のレースをもってファンド解散、サラオクで売却され高知へ

所感

散々書いたので割愛。高知でようやっとる。これからも心の出資馬です。

 

2020年産(2歳)

総評

この世代から本格的に募集馬を検討して出資するということをした。
DMMのキャンペーンでキャッシュバックが効く4口を1口ずつ使って4頭、その後追加募集で1頭、計5頭に出資。

結果的には最後の最後に1勝できたし、選ばなかった馬で勝ち上がったのは高額馬が多かったので及第点かなというところだが、今思う反省点。

  1. DMMしか見ていなかったので馬の値段の相場が分からんまま出資していた
    さすがに1億近い馬が高いのはぱっと見で分かったが、4-5000万あたりの価格帯が高い部類とはあまり思わず、キャッシュバック上限との比較でちょうどいいこともありその辺ばっかり選んでしまったが、実際にやってみるとあっこれはそうそう回収できんわ…となった(別にそこまで収支は気にしていないが)。
  2. キャッシュバック上限に引きずられすぎ?
    上にも書いた通り、結果的にキャッシュバックが満額受けられる価格帯近辺の馬ばかりになってしまった。貧乏性。そこから外れる馬も検討はしたが最終的にキャッシュバックが決め手になったんじゃないか?と思う。
    キャッシュバックは上限近くを狙った方がいいのは間違いないが、初年度から1頭に複数口集中させるというのは全く考えていなかったので、1頭1口という縛りの中でキャッシュバックを意識しすぎるとまあそうなってしまうよねという。
    高めの馬で4口とか2口×2頭くらいで使い切った後キャッシュバックなしで安めの馬に手を出す…とかが賢いんだろうけど、DMM自体あまり期待値を追うクラブじゃないというのを考えると難しい。
  3. 追加募集馬の安易な購入
    あんなことになってしまった馬のことをあまり直球で書きたくはないけど、自分の反省として。シュリットについては完全にセールストークを真に受けてしまいましたね。
    グランベルナデットが6月デビューから故障判明してその次のデビューの見通しが立っていなかった、元々牝馬多め+サイレントブラックが当時絶望的だったことで牡馬を追加したかった、など条件が重なって「早期デビュー予定」があまりにも魅力的に見えてしまった。
    9月ぐらいの時点で1頭しかデビューできてないなんてのは普通にあることなんだろうけど、これも経験がない故ですね。今年からは2世代フルにいるのでそういうこともないと思うが、これは反省。

馬ごとの振り返りは出資した順にします。

ニコニコルンルン

出資理由

本募集の前の募集馬。正直に、矢作厩舎の馬に出資してみたかった。色々リスクがあるのは承知だけどそんなに高くないしいいかなと。

結果

現時点で未出走、デビューの見通しも立っておらず。

所感

人気厩舎のリスクとして、馬房が埋まっててなかなか入厩できずレースに出られない、有力馬以外は後回しにされる、みたいな問題があるんですが、結果で言えばこの馬も入厩できなかった、と。
ただこの馬に関してはシンプルに成長が遅かったっぽいので、他の厩舎だったら入厩・デビューできていたかと言われるとどうなんでしょうね?という感じ。
それよりも後で募集された高額の外国産馬2頭がだいぶ怪しげなので、ここで矢作厩舎のお試しを済ませられたのは結果良かったのかなと…

下手したらサイレントブラックよりも遅いデビューになりそうで正直中央では厳しそうだが、スピードはありそうという評価だし、最近の更新を見ているとなんとなく気性面は問題ない方なんじゃないかという気がしているので地方からでもまだ期待はしている。せっかくいい名前もついたし活躍が見たい。馬名の候補見た時はほんと唸った。

 

グランベルナデット

出資理由

ここから4頭は本募集。キャッシュバックを考えた際にちょうどいい価格帯で、色々見ていて前評判が高そうだった。まあ初心者なのでみんながいいって言ってる馬から選んでみようという枠。

結果

2022年成績:1-0-0-0-0-1

6/26東京5R 2歳新馬(芝1600)=6着
12/17中山7R 2歳未勝利(芝2000)=1着

所感

一口馬主初勝利にして2022年唯一の勝利を届けてくれたエース。
6月に抜群の調教時計を引っ提げてデビューも新馬戦抽選除外→最内引いて詰まって着外→故障判明で離脱と不運続きだったが復帰戦は実力で完勝。
今年は初重賞挑戦も(抽選さえ通れば)果たせそうで夢が広がる。

結局この世代の本募集で一番に完売して結果を出してるんで、みんな見る目があるなあというところ。故障離脱による見舞金をもらいつつも2歳の間に勝ち上がれているわけで、早期デビューできる馬を選ぶことが大事なんだなあと強く感じさせられる。

初勝利の最終直線

 

ロベリア

出資理由

この馬もやはり価格帯とネットの評価。あとはグランベルナデットとレジェンドシップを先に決めていたので、ちょっと短めの距離になりそうな血統の馬も選んでおきたいなみたいなことは考えた気がする。ゴールドシップは長距離でロードカナロアは短距離程度の知識しかなく母系とかまでは考えてなかったと思うけど。

結果

2022年成績:0-0-0-0-0-1

12/11阪神5R 2歳新馬(芝1600)=12着

所感

現場の評価が二転三転、デビュー前は最高潮だった評価が徐々にトーンダウンし結局新馬戦大敗、メンタル面の問題がありそうで難しそうだなとなってしまっている馬。

あとこれは名付けを批判する意図はないんだけど、馬名で検索しようとすると他のロベリアが引っかかってしまうので、暇さえあれば出資馬の名前でツイート検索している自分としてはこの馬だけどうしても情報を追う優先度が下がってしまい愛着が湧きづらくなってしまっているところがある。
一般名詞1単語の馬名の綺麗さもわかるんだけどこと出資馬に関しては特定可能な名前がいいな~とは思ってしまうのだった。

そうは言っても運よく都合がついてデビュー戦を阪神まで観に行けた馬ではあるのでなんとか立て直して欲しい。

デビュー戦パドック



レジェンドシップ

出資理由

ゴールドシップ産駒、以上。ノーザン系とか日高系とかもよく知らなかったのでラインナップに入ってた時点で深く考えず趣味枠で行きました。
グランベルナデットからここまでの3頭は本募集の最初にほぼ同時に出資していて、ポイントつくから高い順にポチっただけの差。

結果

2022年成績:0-1-0-0-0-1

10/30阪神5R 2歳新馬(芝1800)=2着
11/19阪神4R 2歳未勝利(芝2000)=9着

所感

正直に申し上げて、競走馬としての活躍への期待半分、エンタメ性への期待半分で出資という感じだったが…まずエンタメ性は申し分なし、期待以上。更新内容の面白さもさることながら、ツイッター見てても同じ口数の馬と比べても話題の伸び方が全然違うしファンアート的なものもよく見るしで一未勝利馬とは思えない愛され具合ですね。

どんなはちゃめちゃなことをしでかすのかと心配されたレースもまさかの(?)新馬戦2着と能力はありそうなところを見せてくれた。とにかく1勝して末永く楽しめるといいなあと思う1頭。

現地行けてないため写真無し。関西馬はこうなるのがな~

 

エンプレスペイ

出資理由

本募集ではこの1頭だけ、上の3頭とは少し期間を空けて熟考の末決定。確かこの頃ドレフォン産駒の最初の世代が走り始めていてまあまあ勝ち上がってるのを見ていて、こういう新しい種牡馬を選んでみるのもいいかなと思った。

あと武幸四郎厩舎は今後面白いと思うというようなことを言っている人も見かけて、まだ駆け出しの厩舎だからレースも使ってもらいやすいかも、というのも含めてありかなと。武豊の弟というネームバリューも、騎手はともかく調教師なんて全然知らんにわか的には全く知らない人よりは面白いかな?と少し惹かれた。

正直売れ行きはこの年の募集馬で1番か2番目に悪いくらいだったので他と比べると冒険気味の独自チョイスだが結果はいかに。

結果

2022年成績:0-0-1-1-0-1

10/2中京4R 2歳新馬(ダ1400)=4着
10/22東京1R 2歳未勝利(ダ1600)=3着
11/6東京1R 2歳未勝利(ダ1600)=9着

所感

6頭中2番目にデビューし短期間で3戦。3戦目は使い詰めで疲れてしまったが、操縦性が高いようで実に堅実に走ってくれたと思う。調教師コメントも面白く、かつレース選択等も色々考えてくれている印象で、競馬を始めて最初の”推し厩舎”になりました。

あと3戦目、大敗しちゃったレースなんですけど口取り式の権利当選してスーツで府中行ったのもいい思い出。そもそも関西馬なのに未勝利のうちから2回も東京で観られるとは思ってなかったし。募集時に人気なかった分これで走ったら嬉しいよなという気持ちはやっぱりあって、あんまり優劣つけるもんではないけど思い入れの強さはこの世代で一番かもしれない。これを書いている時点で2023年にも1走して悔しい2着だったがなんとか勝ち上がってほしい…まあダートの短めでも走れているので最悪地方に回れば勝ち上がれないことはないと思ってますが。

まだ体質があまり強くないっぽいのと、牧場と騎手で完全に意見が分かれている(牧場は芝中距離、騎手はダートマイル程度と)コース適性の不明さが課題かなと思うが、現状はかなり満足。ただ今になって人気なかった理由を考えてみると、小柄な馬体、新種牡馬でよく分からんけどダート血統っぽくはある牝馬でグランベルナデットやロベリアと同額…今記憶を消して選び直したら出資できてない気がしますね。これもある種のビギナーズラックか。

2戦目のパドックルメールon)

 

シュリット

出資理由

追加募集枠。最初の方にもちらっと書いたが、グランベルナデットのデビュー後次のデビューがない状況で「早期(夏)デビュー予定」に惹かれた。

あと、この時点で牡馬牝馬が2:4で牡馬の1頭はほぼ戦力になっていなかったサイレントブラック、現地で応援したい派なのにあんまりよく考えてなかったので関東馬はグランベルナデットのみと、牡馬かつ関東馬がピンズド補強に見えてしまった。

結果

度重なる頓挫でデビューが11月までずれ込んだ末、新馬戦直前に重度の骨折、競争能力喪失により引退。

所感

馬は悪くない。己の愚かさに気付かせてくれた。乗馬になれて良かった。

 

以上。1年分まとめて書くとこの頭数でもかなり大変なので今年はもっと細かく区切って書きたいですね。