Bureau A

主に一口馬主、鉄道旅行等の趣味の記録

一口馬主記録2023(年間振り返り編)

年末年始休暇(じんせい)最終日を迎え、明日からの労働(じごく)に打ち震えながら書く2023年一口馬主振り返り。

2023は転職をし、12/30~1/3までしか休みでなかったところが12/29~1/4に増えたのが嬉しく、普段はやらない谷間の平日を有休で埋めるやつをやって社畜人生最大となる11連休を生成したのだが、まあ一瞬が1.1瞬になるくらいだった。焼け石に水、労働に有休。

 

さておき。2024年初戦も既に迎えてしまいましたが一口馬主としての2023年振り返り後半戦、やっていきます。

 

総合結果

2023年の中央での出走は11頭で40戦7勝、これに加えて、地方馬のため一口馬主DBに表示されないハバナビーチ(園田)が2戦1勝(1-0-1-0-0-0)でした。

一口馬主DB全体の勝率がちょうど1割くらいらしいので、なかなかの上振れと言えそう…ではあるが、前述のハバナビーチが2戦目の後に故障で引退、トラウムライゼもデビュー前に故障で引退というのがあったので、2年連続未デビュー引退を引いてしまったことを重く見て総合的な出資結果としては平均くらいかなと。

年の後半は2歳馬が活躍したものの、勝ち上がった3歳馬が揃って壁にぶち当たり結構浮き沈みの激しいシーズンだったなあと思います。

出資数の観点で言えば、2歳馬がデビューし始めた10月以降はほぼ毎週出資馬のレースがあるようになり、労働を耐えるための糧としての一口馬主環境が整ってきたかなという感があります。さすがに維持費が重くなってきたので今年からは引退した分を補充する程度の出資数でいきたい…と思っているが出資欲を抑えられるかは不明。とりあえず馬券をやめような。一口馬主にハマるにつれ出資馬以外のレースへの関心が減り、馬券も下手になっている…気がする。今までがビギナーズラックだっただけか。

と言いつつも出資馬の応援のために競馬場まで行ってそれだけ観て帰るということがなかなかできず、馬券で散財してしまうんですよねえ。交通費や席代を惜しんで傷口を広げるのをやめろ。

 

思い出語り

ここからは今年の出来事をざっくり時系列順に振り返っていく。未勝利回顧と被る部分もある&遠征して応援に行ったとかの話はちょくちょくNoteとかでも書いているのでそういう部分は省略しつつ。

 

一口馬主初重賞(グランベルナデット:G3クイーンカップ

まずは2月のこれ。2022年に一口馬主初勝利を挙げたグランベルナデットが、年明けの初戦としてクイーンカップに出走。

新馬・未勝利以外のレース初出走でもあり、名前の付いたレース初出走でもあって、応援馬券が買えた時は非常に嬉しかった。

東京1600の新馬で出遅れからの詰まりで6着の後中山2000で未勝利勝ちということで、東京1600の重賞を選んできたことに批判的なコメントも多かったと記憶している。実際不安どおりに出遅れて追い込み届かずだったのだが、距離が合わないかもと言われる中での5着と考えれば立派なものだし個人的にはナイストライだったと思う。

 

出資馬連勝(エンプレスペイ&グランベルナデット)

この時のことは遠征したのもありnoteに画像付きでしっかり書いたので省略するが、急遽のレース変更など全てが噛み合ったことで中山→阪神の連戦をどちらも現地観戦で勝てたということもありとても思い出深い経験。とりあえずnote貼っときます。

note.com

 

初オープン&リステッド勝ち(グランベルナデット:忘れな草賞

↑の出資馬連勝の2戦目の方。これも記念すべき記録なので分けてnote貼っときます。

note.com

 

グランベルナデット……(G2&G1初出走)

この他にもレジェンドシップの勝ち上がりなどあり(未勝利戦だろうと勝ちは全て大事なイベントなんだが全部書いてると際限ないので省略したことを許してくれ)とまあここまで順風満帆という感じでしたが、ま~~~あ辛いこともありました。

未勝利回顧で書いたロベリア引退もあったし、さらに痛恨だったのがグランベルナデットの腸炎によるオークス回避。忘れな草賞を快勝しオークス出走はほぼ内定、こんなに早くG1出走が叶うのか!?とウキウキだったところにこの報せが入ってきた時はまーーーーじで地獄でした。その後、でも秋華賞は行けますよ!と紫苑Sで満を持して復帰するも、1番人気に支持されながら好位から全く伸びずの10着、それでも賞金は足りて秋華賞、記念出走ムードだけどなんとか奇跡を…という願いも虚しくここで課題のゲート難が出てしまい出遅れ後方ままの15着。

一度病気してしまったことで体調が戻らないのか、馬が走る気をなくしたのか…本当のところは分からないし分かったとてどうにもできないのが一口馬主ということも痛感。

休みを挟んで再度仕切り直しの3勝クラス・サンタクロースSも乱ペースの変なレースで消化不良の6着で、毎度展開が向かなかったと言われているものの三度続けばそれは実力なのでは…と思ってしまわなくもない。
実力がこの程度だったということならまだいい、馬がもう全力で走れなく(走らなく)なっているのだとしたら立て直すのは相当厳しいということも競馬を観てきて感じていることなので、そうでないことを祈るばかり…モヤモヤしたままの年越しでした。

年明け再び自己条件で続戦するみたいなので、今度こそは真価が問われる…んですかね…?(毎回言ってる気がする)

 

ハバナビーチ……(地方初勝利&重賞初出走)

オークス回避のショックの中、6月に園田でデビュー戦を勝ったハバナビーチという期待の星が生まれていたのだが…これがまた、すぐに消える。

デビュー戦の内容から重賞でも通用すると判断され、8月の新設重賞・兵庫ジュベナイルカップに出走。強い牡馬相手に3着と健闘し、牝馬路線なら主役を張れるのでは、という期待が高まった矢先のことだった。

地方競馬特有の平日ナイターという時間、レース結果に満足しクラブからの情報更新を待っていたが、更新がやけに遅かった。出資馬がナイター競馬のメインレースに出るのは当然初めてだったので、夜だと時間かかったりするんかな?ぐらいに思っていたのだが、ソワソワしながら更新を確認すると、飛び込んできたのは蹄骨骨折で引退というあまりにもショッキングな内容で。

この時は本当に現役時の大学入試で全落ちした時以来くらいの、人生最大級の絶望を感じた。今思い返しても悲しくなった。

でも、もう完全に消化試合の自分の人生でこんなに絶望できるんだな…ということでもあるんだよな。入畜(社畜になることを入厩みたいに言うな)してから本当に心動かされることがなかったから…

一口馬主、最高!!(思い出すことの辛さのあまり無茶苦茶な締め方で強制終了)

 

人生消化試合って言ってて思ったけど、人生未勝利って言ってるのと両立しねえな。未勝利戦に消化試合は存在しないので

 

出資馬のレースと馬券いろいろ

辛い話が続いたところで、一旦下世話な話を挟む。出資馬のレースの馬券とどう付き合うか?という永遠のテーマである。(馬券やめろ定期)

10/8の京都でのスウィープフィートの未勝利戦、ちょうどJRの秋の乗り放題パスが使える3連休ということで遠征を敢行。この週はグランベルナデットの秋華賞の前週であり、こっちに行くことも考えていたが、そもそも紫苑Sで勝ったら京都への旅費になるよう大きい賭けをして玉砕していたこと、秋華賞の週だと3連休ではないので有休を取る必要があるが、転職直後の9月にコロナになる痛恨のミスにより有休が取れそうになかったことなどから断念するつもりであった。

が、ここで良くない泣きの一回を発動、「スウィープフィートのレースで新幹線代くらい勝って秋華賞も行くぞチャレンジ」を開催。都合のいいことに人気の盲点になっており単勝17.6倍の6番人気。行きは夜行バスでいいので、必要なのは日曜のうちに東京に帰ってくるための片道の新幹線代+αとして、1000円程度の投資でチャレンジできるならやるしかねえ。実際前走で未勝利勝ちの手応えはあったが、新馬戦が1200mで今回1600mという過程が嫌われて人気がないという感じで出資者目線ではワンチャンあってもいいのでは?とも思っていた。

そして結果は見事勝利、結局日和って馬連なども買っていたのだが3,4番手くらいで評価していた馬も2着に来て、ちょうど新幹線+夜行バスくらいの金額を回収することに成功したのだ(でも結局単勝に全ツする方が勝てていたといういつものやつ)。基本豆馬券しか買えないおじさんとしては間違いなく1レースでの払戻の最高額更新でもあった。

こうして懐を痛めることなく出資馬の初G1を観戦することができました、めでたしめでたし……という話なのだが、まあ実際にはそもそもの紫苑Sでの玉砕とかで散々損もしているわけで、出資馬のレースの馬券、どーすりゃいいんだ?(馬券やめろ)

出資馬が勝って馬券も勝てば最高、馬券外れても出資馬が勝つなら良し、まではいいんだが、とにかく買い方が下手くそなので出資馬が2,3着で1着馬を消してた等の最悪なパターンもまああり、これやらかすと相当後味が悪いんだよな。単複だけにしろって話だけど複勝でまともな儲けが出るほど賭けられないし2着だった時微妙だし。枠連総流しくらいならバランス取れるか?と思いつつ下手くそのくせに数点ケチって消してそれが来るんだよな。(BAKEN YAMERO)

まあでも一切買わなかったらそれはそれで勝った時損した気分になるし、出資馬のレース以外への興味が薄れて賭け額は減ってるので、そのくらいのお遊びはいいでしょ…と思う気持ちもあるのだが…今年も悩みは続きそう。

 

中央初新馬勝ち(ダイヤモンドナイツ)

2023年の出資馬のレースで最大のサプライズは間違いなくこれだろうというのが、12/2のダイヤモンドナイツの新馬戦。

この馬に関しては前週の東京ダート1600に鞍上戸崎でデビュー予定で、能力の評価がどんなもんかは分からなかったが戸崎を確保できるということはそこそこ期待してもいいのかな…と思っていたところ、1週前までは良さげな評価だったのだが直前の追い切りでは騎乗予定の戸崎本人からいまひとつの評価を受ける。
そして東京の新馬戦は抽選で除外、翌週の中山1800に変更。それは仕方ないが、その中山のレースでは調教で劣勢だった相手も出走予定で、あろうことか戸崎がそちらに乗るというではないか。

まあ先約優先というのは仕方ないが、調教でも鞍上からの評価でも明確に負けている相手が同じ新馬戦に出る。本来出走馬同士の直接の比較ができないはずの新馬戦で、こうも明確に負けている相手が同時に出走するというのは、それは正直もう…ねえ…
しかも以前グランベルナデットが戸崎予定で新馬戦除外になったときは翌週先約を断って乗ってくれたんですよね。さらにそれを知ってか知らずか前日に見た競馬新聞でも無印、しかもA,B,C…でつく調教評価が出走馬中唯一のD。オッズは発売直後こそ出資者票?で多少人気していたものの、レースが近付くとどんどん下がって最終10番人気。

育成が遅れに遅れての未勝利戦でのデビューとかでもあるまいし、とりあえずやってみなきゃわからん新馬戦でこんなに期待できそうもない要素が揃うことあるか?という感じだったんですが……。

 

レースが始まると、グイグイ走っていく感じではないという前評判通り?もっさりしたスタートも、代役の鞍上丹内が出ムチを入れると少し加速し中団につける。その後は存外手応えは悪くない感じで、向こう正面で少し位置を上げて4番手。
でもこういう序盤で脚を使った時って結局最後に失速するんだよなーと思っていたが、ダイヤモンドナイツは4角までその位置をキープすると、最終直線に向くころにはダイヤモンドナイツを含む前5頭くらいから後ろが既に全然ついてこられていない展開になっており、これ掲示板はあるな?となる。
それでもこの時点で逃げ馬がかなり楽なペースで離れた先頭を走っており、これは届かんだろというか、そもそも現地で観ていた時は先頭の馬が眼中になく、3番手の馬が垂れてきたのを見ておー3着ある!と思っていた。

そしてゴール直前、あれ?なんか差詰まってね?となり、逃げた馬を2番手の馬が追い、それをさらに外からダイヤモンドナイツが追う形になり…1,2,3番手がちょうど入れ替わった先がゴール。
その時の自分はゴールのだいぶ前で走っていく馬の背中を見ながら横目でビジョンを見ていたような状態だったので確信もなく、マジで「???????(野原ひろしの画像)」となった後、ビジョンにダイヤモンドナイツが大写しとなりここで勝利を確信。

いや、競馬、本当にわかんね~な…

 

正直この前まで、新馬戦はどうも期待されてても勝てないし、だいたい結局ノーザン社台系クラブの素質馬に持っていかれていて、一生新馬戦勝てないんじゃねえか?と若干嫌気が差していたところだったので、この1勝でかなり気が楽になったというか、嫉妬心が少し消えたような気がした、そんな勝利でもあった。まあ芝の新馬戦だと相変わらず明確にノーザンにやられるんだけどな!

 

1年で2回のG1出走(グランベルナデット&スウィープフィート)

年末のもう一つ大きな話題。先述のグランベルナデットの秋華賞だけでなく、スウィープフィートが阪神ジュベナイルフィリーズに出走でき、1年で2回もG1出走することができた。
正直、G1出走がどれくらい大変なことかもよく分からないままこんな機会が来てしまって、ここがピークになってしまわないか心配なくらいなんですが…本当にありがたい。

勝ち上がり後の白菊賞が出遅れからとんでもない末脚で猛追の悔しい2着で、賞金を積めなかったもののなんとか抽選に通っての出走。ここでもまた出遅れて7着と勿体ない結果ではあったが本当に夢を見させてもらいました。鞍上がどうだとか色々議論はあるけどここでは敢えて言わないです。

クラシックも目指すということだけど、とにもかくにも現状ただの1勝馬の身で収得賞金をいかに積むかが課題。次走はエルフィンS予定で、同じく現状ただの1勝馬だが朝日杯3着のタガノエルピーダと対決濃厚ということでほげえええってなってますが、なんとかもう一度夢を見させてもらいたい。

G1出走ともなると、普段は出資者しかいない馬名でのツイート検索結果が色んな人で埋め尽くされたり、馬名入りの公式グッズが出たり、新しいことばかりで。もう完全に消化試合の自分の人生でこんなにワクワクできることが(以下略)

 

でも新馬戦もそうだけどG1とか重賞になると、これまた「結局ノーザン」案件ばっかなのが癇に障ってそういうことばっかり考えてしまう自分が嫌になりますねえ!野球ファン時代からのクソみたいなアンチ金満・大正義の逆張り精神からは、趣味を変えても結局逃れられないというのを感じた1年でもあった。

ノーザンに憧れるのをやめましょう。

 

口取りチャレンジ成功

最後に時系列から外れるのだが、今年勝利したレースのうちの1つで念願の口取りを経験することができたというご報告。

口取り失敗したときは普通にツイッターで言ってたけど、いざ成功したらなんとなく特定が怖くなって黙っていたし、今もどのレースで勝ったかは言わないことにした小心者である。

お前のようなおじさん特定してどうすんねんという話なのは尤もだが、ツイッターでFF外の同じ馬の出資者に一方的にブロックされてたりするのでね…。FFで普段の言動が気に入らないならともかく、出資馬に関してはネガティブなこと言わないようにしてるので検索で引っかかるツイートだけでブロックされるのは誠に遺憾なのだが。まあそういう沸点の低すぎる人とはそもそも関わりたくないんでいいですけど…。

と、本題とずれた悪い話題はこの辺で。

 

口取り対象のレースに勝つと、余韻に浸る間もなく集合場所に急行。入線後1分以内に集合と言われるからだ(実際にはさすがにもうちょっと猶予はあると思うけど)。
そこでクラブの担当者に通行証的なものを渡され、ウイナーズサークルへ踏み入れる。コースと同じ高さの景色。愛馬と騎手が柵などの隔てのない場所にいる。これはもう間違いなく最高の体験と言えましょう。

 

……自分の写真を撮られることを除けば、な!

 

ぼっちで陰キャのおじさんは自分の写真を撮られ慣れていないし、自分の写真を見ると蕁麻疹が出るのである。愛馬の勝利記念の写真なら…と思ったがキツいもんはキツいのだ。

まず集合写真なんて多分大学卒業以来撮られていないので、どの辺を見ればいいのかわからない。カメラマンがこの辺見てくださいと手を挙げていたが、写真の中での自分の相対的な立ち位置を考慮できなかった結果、送られてきた写真は自分だけ首の向きがおかしく正面を向けておらず。明らかに浮いてキモいおじさんぶりが増大しており、恥ずかしさで死にそうになった。あの写真はすぐに封筒の中に封印されたのだった。

とはいえウイナーズサークルに立つ体験は最高なので、これからも口取りの応募は続けるつもりではある。口取り写真を撮られる時は何にも惑わされず真正面を見ろという反省を活かせる機会は果たして来るのか。

 

大きな思い出としてはこんなところか。トラウムライゼ引退とかは一大事ではあるものの、ちょっと外野から言及しづらい。強いて言うならインブリードが濃いとかは出資検討で考えるべきだったんだろうな、とか…。

 

終わり。あーいっぱい書きました。労働もこのくらい集中してやれれば何か変わるんですかね。やらんけど。

一口馬主記録2023(2020年産馬未勝利期間回顧編)

結局2022の記録書いてから1年未更新じゃん!というわけでの2023年一口馬主の振り返り。

 

何も考えずに出資馬がどんどん増えて(どこにそんな金使う余裕あるんだよ)毎年全頭振り返ってると多分えらいことになるので、来年からは年2回更新にして、未勝利戦の終了時期にその年の3歳馬を全頭回顧、年末はその年の結果をざっくり振り返りつつ印象的な馬やレースについて語る感じにしようかな~などと。

※本当は今年の未勝利終了時期にも3歳馬の振り返りだけやろうとしてたはずなんだけど、なんかやらずに年末になってた模様。なので今回は頑張って3歳全頭と年間振り返り両方やります。まず未勝利回顧編。

 

 

未勝利期間回顧

総評

未勝利終了時点での記録を控えていなかったのでざっくり。

2020年産馬は6頭出資、3頭勝ち上がり。うちグランベルナデットが未勝利+忘れな草賞(L)の2勝。

勝ち上がれなかった3頭は全て引退。うち2頭は未勝利期間終了以前の故障による引退。

グランベルナデット・エンプレスペイと同世代のDMMの馬の中で獲得賞金ワンツーの馬を選べた一方、未出走引退もあり最下位と下から3番目も選んでしまう極端な結果に。

 

以下、前年と同様に出資決定順に各馬の回顧。この世代については2022年の回顧で年末までの状況を書いたので、それ以降について書いていくことにします(よって2022年時点で引退したシュリットは割愛)。成績はデビュー~未勝利戦期間までのもの。

ニコニコルンルン

成績

4戦0勝(0-0-0-0-0-4) 未勝利引退

所感等

2023年に入ってもやはり馬体が小さい、成長待ち…という感じで新馬戦にも間に合わず、5月にようやくデビュー。4戦して最高9着でストレートのスリーアウトとなり引退。

とにかく3歳5月デビューではどうにもならないなという感想。ただまあ本当に形だけデビューして終わりみたいなこともあると思っていたので、正直望み薄とは分かっていたであろうところを4戦使ってもらえたので、矢作厩舎ガーみたいなことはあんまり思っていない。最後のレースだけはちょっとこれ以上引っ張れないからとりあえず出すみたいな感じはあったけど。

そもそも馬の成長・能力が絶対的に足りないパターンだと厩舎がどうこうという話でもないと思いますしね…。

DMMの中では価格も安く走れば儲けみたいなところはあったので、仕方ない。出資検討の観点から強いて言うなら母馬が高齢だと良くないみたいなことをあんまり考えてなかった点かな。まだサイレントブラックしか出資してなかった時の追加募集組で他の馬との比較検討をしてなかったのもあるし。

非力そうなので軽い芝か湿ったダートを走らせたかったのに、芝の日に雨で重馬場でダートの日にパサパサの良馬場になるみたいな運のなさもあった。

引退後はサラオクだったけど生産牧場が(たぶん繁殖として)買い取ってくれて、時々クラウドギフティングの牧草を食べてる動画があがっているのが救い。かわいいからみて。

もっとサクサク進めるつもりだったのに色々思い返してたらまあまあ長くなってしまった。引退組でこれだとどんだけかかるんだという感じだ。

次。

 

グランベルナデット

成績

4戦2勝(2-0-0-0-1-1) 3勝クラスにて現役

所感等

2022年時点で勝ち上がっており、2023年はまずクイーンカップで重賞初挑戦、1600mは忙しいと思われ出遅れもあった中で5着と健闘。

さらにオークスを大目標として収得賞金または優先出走権をどこで得るか?という中、関東馬にもかかわらず遠征かつ1着条件の忘れな草賞を選択し見事に先行押し切りの競馬で勝利。正直関東のトライアルでよくない?と思ってたが見事な采配でした。本当にリバティアイランドを倒せるのではないか?というようなトーンの陣営コメントもあり、本当に夢と希望が膨らみ……嗚呼、あの頃は本当に良かった。

その後は振り返りたくもない、腸炎発症でオークス回避。あくまで未勝利期間の回顧なので、これで全休となったところで終わりですね。その後の悲しみは年間振り返り編で。

 

案外未勝利回顧は勝った馬の方が書くこと少ないですねこれ。まあいいや次。

ロベリア

成績

2戦0勝(0-0-0-0-0-2) 未勝利引退

所感等

この馬に関しては2022の振り返り時点ではメンタル面が難しそうと思っていたようだが、それ以上に体質に問題があり2戦での引退。レースを走ると冬でも春でも熱中症のような症状が出てしまうということで、3月に2戦目を走った後に地下馬道で倒れる→その場で引退を決断という結末に。

目に見える馬体ですら分からないのに体質なんて見極めるのは無理でしょうから、これはどうしようもないのかな……

ただ、倒れた際には安楽死の提案もあったものの最悪は免れたということなのでそれだけは良かった。

 

それで、まあこういう結果なのでこの馬をどうこう言う気はないのだが、出資検討という意味では色々考えるところがあったので振り返り。

この馬の出資に関してはネットの評価に引っ張られたところが大きくて、その中には血統の評価もあったと思うのだけど、「いい血統」の意味にも色々あって、他の人が評価していた部分と自分の求める部分が違ったのではないか?というのがある。

例えばこの馬はサンデーサイレンスの血が全く入っていないというのがあって、募集馬の紹介文にも書かれていたのだが、SSの血が入っていないというのはどういうことか?と。
今の日本の名馬に多いSSが入っていない=繁殖牝馬として種付けの選択肢が増えるのは間違いない。が、日本で活躍する馬の多くに入っているSSが入っていない=その馬自身が活躍する可能性は低いとまでは言わないが、高くはないのでは?と後で思ってしまった。

正直自分は血統そんなに詳しくないので、本当に走りそうという意味で血統が評価されていたのかもしれないが、繁殖として良い血統と言われていたのを走りそうと受け取ってしまったのではないか?とも思った。実際、会費等を得るためになるべく競走馬を引退させたくはないはずのクラブが即引退を決断したのは、無事に繁殖入りさせたいという意図もあったのではないか。あえてもっと穿った見方をすれば、募集馬にラインナップした時点で、その馬自身が走ることよりも繁殖として活躍させることに重きが置かれている馬がいるかもしれない。

一口馬主の戦略として「繁殖として期待できそうな牝馬に出資する」というのはあるけど、それは母馬優先(母親に出資していた人はその子に優先的に出資できる)みたいな制度があるクラブの話で、DMMなどそういう制度がないクラブでそういう馬に出資するメリットは特にない。そもそもそういう制度があるのは牧場の経営主体がクラブも運営しているタイプのクラブで、DMMのような牧場を持たないいわゆるバイヤー系のクラブでは、募集馬がその後クラブ所有の繁殖馬になって、その産駒が募集されるという保証がまずない。

親に出資していたからその子にも期待したいという気持ちはよく分かるし、思い入れのためにそういう出資をするのを否定する気は全くない。ただ少なくとも今の自分の気持ちとしてはその先の世代というよりも今走りそうな馬に出資したいと思うし、出資検討の時にはそういう視点も持った方がいいのではないか、と思った。

長くやっている人には当たり前のことなのかもしれないけど、にわか一口馬主の気付きとして。

 

やっぱ引退馬の方が振り返ることが多いな。反省から学んでいけ。

レジェンドシップ

成績

7戦1勝(1-2-1-0-1-2) 1勝クラスにて現役

所感等

気性が悪すぎて厩舎所属の騎手しか乗せられないと言われた2022年から一転、2023年はトップジョッキーをとっかえひっかえして未勝利戦善戦を繰り返し、3歳5月の6戦目でなんとか勝ち上がり。芝の中長距離専門で地方が向くとは思えないタイプなのでこの1勝が本当に大きいと思うし良かった。

その後1勝クラスに出走するも7着に敗れ、未勝利期間は休養に入る。

この馬で覚えたことは、「名馬にしか乗ってなさそうなトップジョッキーも、未勝利であと一歩で勝てそうな時は意外と乗ってくれる」だな。その後クラスが進むとまたお得意様を優先されてしまうので、いい騎手が乗ってくれる最大のチャンスってここだな、とも…。

阪神2400で乗ったルメールが「ちょっと距離長いし坂で止まるから京都2200がいい」って言って次で本当に勝った時はやっぱトップジョッキーすげえなと思いましたね。

エンプレスペイ

成績

10戦2勝(2-1-2-2-0-3) 2勝クラスにて現役

所感等

この馬も未勝利善戦が続いたが、3歳4月の6戦目で勝ち上がるとその後もコンスタントに走り10戦2勝の活躍。リステッドの忘れな草賞を勝ったグランベルナデットよりもクラスは下ながら、出走・入着数の多さで獲得金額は大差なし。

小柄な馬で馬体が増えない悩みはあったものの、回復は早くこれだけ使っても故障とは無縁、輸送も苦にせず(なんと関西馬なのに未勝利6戦中3戦を関東で使われた)まさしく無事是名馬を実感させてくれた馬。未勝利期間中に10戦する馬って実際どのくらいの割合でいるんだろうね?今後結構出会えない気がします。やはり出走回数=応援機会なので、善戦続きで出走回数が増えるのはあまり望ましくはないんだけども愛着は湧くよね。

スタートの安定感も高く常に前で競馬ができるというのも個人的には推せるポイントで、2勝はいずれも逃げ切り。2勝目に関しては昇級戦を大敗した後で正直厳しいかな~と観ていたらあれよあれよと逃げ切ってしまったので驚いたし、やはり逃げはロマンがあるわとなった。しかも未勝利勝ちは武豊の絶妙な逃げだったし調教師は弟だしロマンでしかない。

前年の回顧でも書いたとおり、今の知識だと逆に出資してないかもしれないビギナーズラック的な枠ではあるけど、この子に出資できたのは本当に良かったなと思いますね。

2勝クラスでは大苦戦中でこの先不安ではあるのだが、未勝利期間外の話になるのでまた後で。

 

ひとまず以上。未勝利回顧は出資の答え合わせみたいなところがあるからほとんど文字だけになってしまったけど、思い出話は年間振り返り編で、ということで。

一口馬主記録2022

これだけでも振り返っておこうと思い、一口馬主(実質)1年目の記録。

どうまとめるか迷ったけど馬ごとに出資理由・結果・思い出などを振り返る感じで。年齢表記は2022年の年齢。

 

総合結果

2019年産(3歳)

総評

この世代は一口馬主始めたタイミングで買えた追加募集のサイレントブラック1頭のみ、マイ厩舎の0期生という感じ。結果は他でも何度も書いたように残念なものだったが思い出込みで悔いはなし。

サイレントブラック

出資理由

始めたタイミングで追加募集されていた、キタサンブラック産駒、値段も手頃に思えたので深く考えずに出資。

結果

2022年成績:0-0-0-0-0-3

3/27中京6R 3歳未勝利(ダ1800)=16着
7/23小倉7R 3歳未勝利(芝2000)=14着
9/3小倉7R 3歳未勝利(芝1800)=14着

9月3日のレースをもってファンド解散、サラオクで売却され高知へ

所感

散々書いたので割愛。高知でようやっとる。これからも心の出資馬です。

 

2020年産(2歳)

総評

この世代から本格的に募集馬を検討して出資するということをした。
DMMのキャンペーンでキャッシュバックが効く4口を1口ずつ使って4頭、その後追加募集で1頭、計5頭に出資。

結果的には最後の最後に1勝できたし、選ばなかった馬で勝ち上がったのは高額馬が多かったので及第点かなというところだが、今思う反省点。

  1. DMMしか見ていなかったので馬の値段の相場が分からんまま出資していた
    さすがに1億近い馬が高いのはぱっと見で分かったが、4-5000万あたりの価格帯が高い部類とはあまり思わず、キャッシュバック上限との比較でちょうどいいこともありその辺ばっかり選んでしまったが、実際にやってみるとあっこれはそうそう回収できんわ…となった(別にそこまで収支は気にしていないが)。
  2. キャッシュバック上限に引きずられすぎ?
    上にも書いた通り、結果的にキャッシュバックが満額受けられる価格帯近辺の馬ばかりになってしまった。貧乏性。そこから外れる馬も検討はしたが最終的にキャッシュバックが決め手になったんじゃないか?と思う。
    キャッシュバックは上限近くを狙った方がいいのは間違いないが、初年度から1頭に複数口集中させるというのは全く考えていなかったので、1頭1口という縛りの中でキャッシュバックを意識しすぎるとまあそうなってしまうよねという。
    高めの馬で4口とか2口×2頭くらいで使い切った後キャッシュバックなしで安めの馬に手を出す…とかが賢いんだろうけど、DMM自体あまり期待値を追うクラブじゃないというのを考えると難しい。
  3. 追加募集馬の安易な購入
    あんなことになってしまった馬のことをあまり直球で書きたくはないけど、自分の反省として。シュリットについては完全にセールストークを真に受けてしまいましたね。
    グランベルナデットが6月デビューから故障判明してその次のデビューの見通しが立っていなかった、元々牝馬多め+サイレントブラックが当時絶望的だったことで牡馬を追加したかった、など条件が重なって「早期デビュー予定」があまりにも魅力的に見えてしまった。
    9月ぐらいの時点で1頭しかデビューできてないなんてのは普通にあることなんだろうけど、これも経験がない故ですね。今年からは2世代フルにいるのでそういうこともないと思うが、これは反省。

馬ごとの振り返りは出資した順にします。

ニコニコルンルン

出資理由

本募集の前の募集馬。正直に、矢作厩舎の馬に出資してみたかった。色々リスクがあるのは承知だけどそんなに高くないしいいかなと。

結果

現時点で未出走、デビューの見通しも立っておらず。

所感

人気厩舎のリスクとして、馬房が埋まっててなかなか入厩できずレースに出られない、有力馬以外は後回しにされる、みたいな問題があるんですが、結果で言えばこの馬も入厩できなかった、と。
ただこの馬に関してはシンプルに成長が遅かったっぽいので、他の厩舎だったら入厩・デビューできていたかと言われるとどうなんでしょうね?という感じ。
それよりも後で募集された高額の外国産馬2頭がだいぶ怪しげなので、ここで矢作厩舎のお試しを済ませられたのは結果良かったのかなと…

下手したらサイレントブラックよりも遅いデビューになりそうで正直中央では厳しそうだが、スピードはありそうという評価だし、最近の更新を見ているとなんとなく気性面は問題ない方なんじゃないかという気がしているので地方からでもまだ期待はしている。せっかくいい名前もついたし活躍が見たい。馬名の候補見た時はほんと唸った。

 

グランベルナデット

出資理由

ここから4頭は本募集。キャッシュバックを考えた際にちょうどいい価格帯で、色々見ていて前評判が高そうだった。まあ初心者なのでみんながいいって言ってる馬から選んでみようという枠。

結果

2022年成績:1-0-0-0-0-1

6/26東京5R 2歳新馬(芝1600)=6着
12/17中山7R 2歳未勝利(芝2000)=1着

所感

一口馬主初勝利にして2022年唯一の勝利を届けてくれたエース。
6月に抜群の調教時計を引っ提げてデビューも新馬戦抽選除外→最内引いて詰まって着外→故障判明で離脱と不運続きだったが復帰戦は実力で完勝。
今年は初重賞挑戦も(抽選さえ通れば)果たせそうで夢が広がる。

結局この世代の本募集で一番に完売して結果を出してるんで、みんな見る目があるなあというところ。故障離脱による見舞金をもらいつつも2歳の間に勝ち上がれているわけで、早期デビューできる馬を選ぶことが大事なんだなあと強く感じさせられる。

初勝利の最終直線

 

ロベリア

出資理由

この馬もやはり価格帯とネットの評価。あとはグランベルナデットとレジェンドシップを先に決めていたので、ちょっと短めの距離になりそうな血統の馬も選んでおきたいなみたいなことは考えた気がする。ゴールドシップは長距離でロードカナロアは短距離程度の知識しかなく母系とかまでは考えてなかったと思うけど。

結果

2022年成績:0-0-0-0-0-1

12/11阪神5R 2歳新馬(芝1600)=12着

所感

現場の評価が二転三転、デビュー前は最高潮だった評価が徐々にトーンダウンし結局新馬戦大敗、メンタル面の問題がありそうで難しそうだなとなってしまっている馬。

あとこれは名付けを批判する意図はないんだけど、馬名で検索しようとすると他のロベリアが引っかかってしまうので、暇さえあれば出資馬の名前でツイート検索している自分としてはこの馬だけどうしても情報を追う優先度が下がってしまい愛着が湧きづらくなってしまっているところがある。
一般名詞1単語の馬名の綺麗さもわかるんだけどこと出資馬に関しては特定可能な名前がいいな~とは思ってしまうのだった。

そうは言っても運よく都合がついてデビュー戦を阪神まで観に行けた馬ではあるのでなんとか立て直して欲しい。

デビュー戦パドック



レジェンドシップ

出資理由

ゴールドシップ産駒、以上。ノーザン系とか日高系とかもよく知らなかったのでラインナップに入ってた時点で深く考えず趣味枠で行きました。
グランベルナデットからここまでの3頭は本募集の最初にほぼ同時に出資していて、ポイントつくから高い順にポチっただけの差。

結果

2022年成績:0-1-0-0-0-1

10/30阪神5R 2歳新馬(芝1800)=2着
11/19阪神4R 2歳未勝利(芝2000)=9着

所感

正直に申し上げて、競走馬としての活躍への期待半分、エンタメ性への期待半分で出資という感じだったが…まずエンタメ性は申し分なし、期待以上。更新内容の面白さもさることながら、ツイッター見てても同じ口数の馬と比べても話題の伸び方が全然違うしファンアート的なものもよく見るしで一未勝利馬とは思えない愛され具合ですね。

どんなはちゃめちゃなことをしでかすのかと心配されたレースもまさかの(?)新馬戦2着と能力はありそうなところを見せてくれた。とにかく1勝して末永く楽しめるといいなあと思う1頭。

現地行けてないため写真無し。関西馬はこうなるのがな~

 

エンプレスペイ

出資理由

本募集ではこの1頭だけ、上の3頭とは少し期間を空けて熟考の末決定。確かこの頃ドレフォン産駒の最初の世代が走り始めていてまあまあ勝ち上がってるのを見ていて、こういう新しい種牡馬を選んでみるのもいいかなと思った。

あと武幸四郎厩舎は今後面白いと思うというようなことを言っている人も見かけて、まだ駆け出しの厩舎だからレースも使ってもらいやすいかも、というのも含めてありかなと。武豊の弟というネームバリューも、騎手はともかく調教師なんて全然知らんにわか的には全く知らない人よりは面白いかな?と少し惹かれた。

正直売れ行きはこの年の募集馬で1番か2番目に悪いくらいだったので他と比べると冒険気味の独自チョイスだが結果はいかに。

結果

2022年成績:0-0-1-1-0-1

10/2中京4R 2歳新馬(ダ1400)=4着
10/22東京1R 2歳未勝利(ダ1600)=3着
11/6東京1R 2歳未勝利(ダ1600)=9着

所感

6頭中2番目にデビューし短期間で3戦。3戦目は使い詰めで疲れてしまったが、操縦性が高いようで実に堅実に走ってくれたと思う。調教師コメントも面白く、かつレース選択等も色々考えてくれている印象で、競馬を始めて最初の”推し厩舎”になりました。

あと3戦目、大敗しちゃったレースなんですけど口取り式の権利当選してスーツで府中行ったのもいい思い出。そもそも関西馬なのに未勝利のうちから2回も東京で観られるとは思ってなかったし。募集時に人気なかった分これで走ったら嬉しいよなという気持ちはやっぱりあって、あんまり優劣つけるもんではないけど思い入れの強さはこの世代で一番かもしれない。これを書いている時点で2023年にも1走して悔しい2着だったがなんとか勝ち上がってほしい…まあダートの短めでも走れているので最悪地方に回れば勝ち上がれないことはないと思ってますが。

まだ体質があまり強くないっぽいのと、牧場と騎手で完全に意見が分かれている(牧場は芝中距離、騎手はダートマイル程度と)コース適性の不明さが課題かなと思うが、現状はかなり満足。ただ今になって人気なかった理由を考えてみると、小柄な馬体、新種牡馬でよく分からんけどダート血統っぽくはある牝馬でグランベルナデットやロベリアと同額…今記憶を消して選び直したら出資できてない気がしますね。これもある種のビギナーズラックか。

2戦目のパドックルメールon)

 

シュリット

出資理由

追加募集枠。最初の方にもちらっと書いたが、グランベルナデットのデビュー後次のデビューがない状況で「早期(夏)デビュー予定」に惹かれた。

あと、この時点で牡馬牝馬が2:4で牡馬の1頭はほぼ戦力になっていなかったサイレントブラック、現地で応援したい派なのにあんまりよく考えてなかったので関東馬はグランベルナデットのみと、牡馬かつ関東馬がピンズド補強に見えてしまった。

結果

度重なる頓挫でデビューが11月までずれ込んだ末、新馬戦直前に重度の骨折、競争能力喪失により引退。

所感

馬は悪くない。己の愚かさに気付かせてくれた。乗馬になれて良かった。

 

以上。1年分まとめて書くとこの頭数でもかなり大変なので今年はもっと細かく区切って書きたいですね。

2022振り返り(趣味編)

Noteで書いた労働編に続く、楽しい方の振り返りです。なんとなくNoteで書き始めちゃったけど、別に伸びない趣味の個人的な話をNoteに書いてもしょうがないから去年もこっちに書いたんだったなと思い出したのでこっちに変えました。

暗い気持ちになるだけで読む価値はないですが一応労働編はコチラ↓

note.com

こっちも楽しい方と言いつつ今年はモチベ低下した趣味も多数なので必ずしも楽しいとも言えないのですが。一番ハマったアレを最後に回す感じでなんとなく尻上がりになるように書いていきましょう。モチベは↑→↓無の4段階評価です。(何の意味が?)

 

音ゲー(モチベ:無)

本当にもうほとんどやらなくなってしまった。
とにかくもうゲーセンに足が向かない。やったことといえば弐寺の新作出た時に段位だけやってみたら万年八段を卒業(下の方に)できたくらい。まあ2クレ目でなんとか復帰したけど、もう何作万年八段やってたか分からんのでちょっと愕然とした。あとは外出先で予定の合間の時間潰しに行くとかその程度で。
引退状態になったのいつからだ?と思ったら既に2021振り返りの時点でほぼ完全に引退と言っていたのでもう1年以上離れちゃってるんだなあ。もう来年は振り返ってもいないかもね。
あれだけ金と時間をつぎ込んで、まあ当時は楽しかったんだけどなんだったのかって感じにはなりますね…。

 

バンドリ(モチベ:→)

まあ去年までほどのモチベは確実になくなってるけど、これを下がった判定にするとほとんど全ての趣味が下がったことになるので一応横ばい評価で。
リアルライブは金の折り合いがつく限り行ったし、アプリもブースト全消費の力を借りながらではあるがイベント報酬メンバーは取りこぼさない程度には続いている。
ただ、ストーリーは全然読めず積み上がる一方。単純に気力がないのもあるし、やっぱり高校卒業がね…そこは求めてないんすよね…というお気持ちが拭えず、特に最近どんどんあらすじからそういうのを仄めかすイベントが多くて読むのが怖いというのもある。完全に食わず嫌いではあるんすけど。
前島亜美降板も正直ゲボ吐くほどしんどいっすよね。やっぱり労働は悪だ…という感じで来年マジでどうなるか。
正直GBPでキリ良く引退ってのもかなり考えてたが、ロゼモニの合同が発表された瞬間この組み合わせ観るまでは延期だわってなったのでなんやかんや続いてる気もするし、大学がマジで解釈違いだったらキッパリ引退してるかもしれない。わかりません。

 

ウマ娘(モチベ:→)

これもまあ、アプリに関してはチャンミを完全に引退してソロコンテンツを細々とやってるだけで、ライブも行ってみたいなと思いつつ結局見送ったけど、コラボ目当てで東京メガイルミに単騎突撃したりはしたのでまあ横ばいってことで。地方競馬コラボとかめちゃくちゃ行きたかったけど、結構急に決まるし平日開催も多いしでちょっと無理でしたね。
アプリは正直新しい育成キャラでも引けなきゃやりたいこともあんまないなあと思いつつ、平日の夜に残った気力でやれることがソシャゲの周回程度しかない状態のため結果的に続いてしまっているという感じで、正直やめたい。

 

野球(モチベ:↓)

過去イチ野球を観なかった2021年よりはマシだったような気はするが、贔屓の成績が圧倒的に良化した割には全然観なかったし、(旅行で札幌ドームラスト観戦とか行ったのは別扱いとして)ファンクラブ特典消化程度しか球場に行かなかったのは変わらずなので正直モチベは低かったと言っていいでしょうね。観戦試合の引きが悪くひたすら途中で帰ってた記憶しかない。
来年は京田は楽しみだけど戸柱スタメンが増えてげんなりしてるのも目に浮かぶので何とも言えない。三浦監督はようやっとる。

 

旅行(モチベ:→)

まあこれは安定のライフワークって感じですね。乗りつぶしのターゲットが去年でほぼなくなったけど、競馬場巡りの続きやら駅メモのイベント・新駅収集やらを絡めて例年並みには飛び回ってたと思う。
夏に行った北海道の馬づくしの旅は最高だった、旅行記書きたいと思って結局書けてないけど。
ただ最近規制緩和に旅行支援で人出も旅費も増加傾向なのは嫌な感じ。夜行バスすら高くなってきてかなわん。賃金は上がらない。

 

競馬(モチベ:↑)

というわけで最後。ウマ娘と旅行の項で既に言及しちゃってるようなもんだけど、まあこれですよね。
競馬場に関しては2021年と合わせて地方も含めて京都以外の全場踏破、大きいレースも色々生観戦できた。開催時期が限られる北海道とかあるしもう1年はかかるかと思ったけど、結構無茶しつつも全部回れたのは良かった。

 

馬券に関してはちょっと限界が見えてきたので入れ込みすぎないようにしようね、という感じ。
年間収支を付けようと意気込んで、10月初めあたりまで90%前後をキープしていたところ、そこから1ヶ月弱、回収率1桁じゃねえか?というくらい死ぬほど負けまくり、メンタル悪化を鑑み収支記録をギブアップ。
一日で負けていい上限だけある程度決めて収支は記録せずに遊ぶ去年のスタイルに戻したら気楽で楽しかったしまあそれでいいかとなった。皮肉にも記録するのやめてから勝ちだしてその後の期間はプラスなので、そんなもんですね。

去年JDDキャッスルトップの単勝で達成した万馬券は1年やってもついに出ず、まともにやって出せた最高配当はアルゼンチン共和国杯馬連70.1倍でした(これが収支記録やめた途端出た)。まあこれも某YouTuberの推奨馬をそのまま買ったようなもんなのだが。
「まともにやって」というのはつい先日、普通に労働日だったのでやる気なく予想もしていなかったホープフルSで、唯一POG指名していたドゥラエレーデが全然人気なかったので単複100円買っておいたら単勝90.6倍ということがあり…。人生で当てた最高配当の1位2位が単勝という意味不明な事態になってしまった。予算が少なすぎるので単勝くらいしか大穴を当てようがないんだな。3連単とか6点くらいで収まりそうな時しか買わないので30倍くらいしか取ったことないよ!
別に万馬券に特別な価値があるとも思わないが、まともな万馬券を出せる日は来るのだろうか。

 

そして馬券よりも今年一番ハマったのが一口馬主。去年(2019年産)から始めてはいたのだがサイレントブラック1頭のみで、それもデビューが今年に入ってからだったので実質今年が初年度。

まずサイレントブラックについては下のNoteで書いたが、伝説的大敗のデビュー戦から3戦連続2桁着順でファンド解散。しかし高知に移籍してほどなくして初勝利から3連勝、その次は選抜戦で負けるも平場に戻ってさらに1勝と、年内4勝。馬も変われるんだなあと勇気をもらいつつ自分は何も変われなかったのが情けないが……いや、この話はもうやめ。

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2020年産世代はというと、サイレントブラックに引き続きDMMのみで計6頭に出資。このような結果でした。

6月デビューで期待されたグランベルナデットが新馬戦後に故障発覚、その後はエンプレスペイやレジェンドシップが計3回入着するも初勝利には届かず。
それでも12月に復帰したグランベルナデットが未勝利戦を完勝、なんとか初年度に1勝を挙げられたのは良かった。
個々のレースの観戦記とか馬ごとの記事とかも書きたかったんだけど、そこは来年頑張りたいということで振り返りとしてはこの程度で。

重賞戦線とか、ウマ娘に出てくるような名馬の話からは想像もつかないほど競馬の1勝は難しい、それは分かっていたつもりだった。でも実際に1頭の馬をデビューから追いかけてみると1勝は思った以上に難しくて、競馬の仕組みやレース選択は思った以上に奥が深くて、そして何より出資馬の応援は思った以上に楽しい。本当に今年はこれがあったから1年を耐えきれたと言っても過言ではない、久しぶりにいい趣味を見つけられたなと思ったのだった。まあ金はかかるし多分馬券以上に返ってこない、しかも出資馬のレースの馬券買いたくなるからさらに金が減るんですが……

まだ出資金がほとんど出て行く一方なのに調子に乗って次の世代もガッツリ買ったし、DMMより少ない口数のクラブも掛け持ちしてみようということでYGGオーナーズクラブにも入会し…なんか既にこの世代10頭くらいいるんですけど。労働辞めたいとか言ってるけど本当にキャッシュ回りますこれ?

 

ということでこんな感じで振り返り完了。要は労働でゴリゴリ目減りしているキャパのほとんどが競馬に持ってかれて他の趣味がお留守という1年でございましたな……

来年はなんとか労働との折り合いをつけて趣味のモチベを回復させていきたい。

競馬収支&振り返り 2022年3月(終)

2022年3月:総投資10,300円 回収4,440円(43.1%)

2022年通算:総投資36,900円 回収30,340円(82.2%)

 

先月の流れそのままにタコ負けし完全に上振れ収束。

やっぱり収支気にしながらやるのが苦痛になっていったのでこれにてギブアップです。

守りに入って堅いのを狙う→3,4レースに1回回収率200%くらいの当たりを取るジリ貧→少点数で取り返せるような買い目を入れてみるも当然当たらず、みたいな悪循環で自滅。

馬券購入イップスみたいになって賭け額が停滞したのが奏功して払戻率以上はキープしたので踏ん張った方でしょう。

 

まあ良くも悪くも破滅するような大勝負ができない人間であることはよく分かったので、去年のように1日の負け上限は守って、行く回数も減らす。旅打ちは旅行趣味のネタが枯渇している問題の打開策なのでセーフ。これくらいで付き合っていきたい所存。

人生を進めろ。

競馬収支&振り返り 2022年2月

まだ今月の競馬は終わっていませんが、無事上振れが収束して負けが込んできたのでこれ以上傷口を広げることがないようこの時点で記事を書いて打ち止めとしましょうのこコーナー。

 

2022年2月:総投資16,600円 回収13,830円(83.3%)

2022年通算:総投資26,600円 回収25,900円(97.4%)

 

2月は川崎記念の日に川崎競馬場初参戦からスタート、ここで3000円プラスするも東京で2日続けてタコ負けして最大5000円以上あったプラスを全て溶かす。

 

こういう時に限っていつも全く当たらない東京の、しかもフェブラリーSの入場券が当選しており、さらに連戦で傷口を広げる。馬券と入場券どちらかしか当たらないシステム、よくできている。

最後にカフェファラオの単勝ドカン(当社比)(500円)でフェブラリーS当日の負けは帳消しにするもそこまで。せめて1000円すら行けない弱さよ。

 

おまけに旅打ちで姫路に行って負けを少し追加してフィニッシュ。

まあ競馬場巡り、特に地方は前日からちゃんと予想して行かなかったりするので必要経費。1月2月の火水木しか開催されない姫路はこの天皇誕生日に有給絡めて行くしかなかったのでセーフ。

 

しかし1日3000円とかしか使ってなくても総投資26000とか行ってるの恐ろしいっすね、これが0はさすがにないとしても20%30%とかしか回収できないことは余裕でありそうなので…

 

反省としてはまあ負けが込み始めると賭け金が増やせなくなって点数絞りすぎて当たらないいつもの負け筋に乗った感じで、やはり自分の金銭感覚で競馬は無理なのではという感じですね。厳しい。

自分の他の趣味(18きっぷと野球)的に虚無になる1,2月を越えれば競馬依存度は下がるはずなので、今年はなんとか野球への興味を維持できるように頑張ります。そのためには贔屓が頑張ってくれないといけないんですがね。

競馬収支&振り返り 2022年1月

新年にちょろっと書いたとおり、競馬の収支をとりあえず1ヶ月記録したので結果発表。

 

2022年1月:総投資10,000円 回収12,070円(120.7%)

 

プラスはプラスだが、こんなチンケなプラスを露骨に守りに行った結果なので正直どうよと思っております。

 

なんというか収支を考えながら競馬するのが思った以上に疲れた。今年は参加レースを減らして各レースの金額を上げようとしていて、イメージ的には参加レースを2,3割減らして1レースあたりの金額を倍にするくらいの感じで賭け金も増やそうと思っていたのだが、レース数は絞ったのにいざ賭けるとなるとビビっていつもの300円打法が出たりして逆に総額が減った。元々1レース平均300円+α(序盤で勝てば増える)くらいだったのにさらに減るって、一般的な競馬ファンからしたら何しに来てんだレベルですよねえ。プラスになっててもこんなの交通費で余裕で足が出るし。

 

結果週末だけでお腹いっぱいになれたので地方は1円も買わず(まあ平日の夜に労働で疲れた脳で謎の地方買っても金溶かすだけなのでそれはいい傾向なんだが)、今月最後の現地では賭けよりも見たい馬がいるから来たとか言い出してほぼ賭けず、最終週はこのままやらなければプラスだな…となって買わずと、試合に勝って勝負に負けたプラス。

 

真面目に反省点を挙げるとすれば、いざ金額を増やそうとなったときにどうするのがいいのか、基準みたいなものが自分の中になくて分からんから結局そのまま、ってなったところ。点数を増やすのか金額を増やすのか、いつも馬連あたりを買うところで馬単とか三連複にするのかとか、その見極め?

あとは全然馬連でもチャンスありそうなところをワイドで当てに行って1,2着に来たのに数百円しか浮かないとか何度かあった。ワイドで狙うのが悪いというより100円しか買わん奴がワイドで当てに行ってどうする?という。でもワイドで利益確保して馬連でボーナスみたいな買い方しようとすると少なくとも2:1とか3:1で配分しなきゃならんから100円がベースだと資金が3倍4倍になるんだよな…という。普通は1000円を700:300とかにするけど100円マンにはそれができないんだよな。100円→200円が豆馬券卒業の最初にして最大の壁ですよね。

 

自分の性格上、収支とかいいから無邪気に負けてもいい額で遊んでた方が絶対楽しいのでは?と思いつつ、まあ月が変わったところで切り替えてもうちょっと続けてみます。

まあでも収支つけて面白いことももちろんあって、Excelでレース条件別の集計をしてみたら今月のプラスの大半が中山ダート1800だったとか、そういうの見るのは楽しかった。

 

1月は運良く2週連続プラスで始まったために守りに入ってしまった感があるが、今月は明日有給チャレンジ成功したので川崎から始動。競馬場巡り目的で初見の地方競馬はほぼ負けてるので、今月はマイナスから始まってそこからどうなるかですね(?)